夏休みが始まったなぁってかんじの入道雲と
セミの声が聞こえるよいお天気の今日
東京のいわさきちひろ美術館に行ってきました。
『ショーン・タン』さんという
オーストラリアの絵本作家さんの展示を観に。
昨日ツイッターから来たお知らせメルマガに
ショーン展の紹介が載っていて
あっなんかステキな絵だなぁ
28日(日)までとなってたので
平日最後の今日急遽行ってきました。
多分明日が台風予報なのもありでやや混んでましたが、
ちひろさんの絵と合わせてゆっくり観ることができました。
鉛筆だったり油絵だったり水彩だったりと、多彩なタッチで、デッサン力もあるので、とても説得力のある絵とストーリーで、独特の世界観で、大人向けの絵本ですね。
でもこれだけ上手ければ、描きたいアイデアがどんどん出てくるのかなぁと思いきや、
「描けないときもある」と。
そういうときは紙の上でとにかくペンを走らせてみるんだと、そうすると自分でも思いもしなかったアイデアが降りてきたりするんだ、的なことをご本人がインタビューでおっしゃっていました。
描きたいことがぼんやりとあってもすぐにスラスラと形に出来るものではない、のは皆同じなんだなぁと、共感できてなんだか嬉しい
そしてちひろさんの絵も相変わらず素敵で、とくに私が生まれる前に描かれた「こどものとも」の絵本の挿絵は、
晩年の洗練された線とはまた違って、顔とかデッサンが微妙に不正確なのだけど(ご本人は下手で嫌だとおっしゃってるけど)、
私はその頃の絵も絵本の絵らしくてとてもよいなあと思いました。
ちひろ美術館に行くといつも水彩を描きたくなります。
あんな風に上手くはとても描けませんけど
よい夏休みの思い出第一弾
東京・いわさきちひろ美術館にて